マスタとは
マスタとはシステムのデータベースを構成する基本的・共通的な情報です。
マスタがあることでゆらぎがない正確な情報を保持したり、検索や集計をすることが可能です。
マスタはシステムの整合性を保つため削除することはできません。
名前/名称やコードなど、マスタ内の項目は編集可能です(ユーザ編集できるマスタに限る)。
マスタを確認する
「メニューバー>設定>マスタ一覧」からシステムの全てのマスタが確認できます。
ユーザ編集可否に「✓」が付いているマスタのみが、お手元で新規追加・編集が可能です。
また、案件の各テーブルの項目名の横に(M)と表示されている項目はマスタ管理されています。
(M)の文字をクリックするとそのマスタのページにアクセスできます。
マスタを新規追加・編集する
ユーザ編集ができるマスタは各マスタのページの「新規追加」ボタンからマスタの追加が可能です。
マスタの追加・編集は随時可能なので、案件作成などの途中でマスタを追加することができます。
マスタ作成の具体例は、「出願人マスタを作成する」「出願人関連マスタ(事業所・知財担当・発明者)を作成する」「代理人マスタを作成する」をご参照ください。
マスタごと編集できるユーザを設定したい場合は、「【ユーザ単位マスタ編集権限】マスタごとに編集できるユーザを設定する」をご参照ください。
- 「メニューバー>設定>マスタ一覧」をクリックします。
- マスタ一覧が表示されます。
- 設定する「〇〇〇(マスタ名)」をクリックします。
- 「〇〇〇(マスタ名)」マスタ一覧がダイアログ表示されます。
- マスタを新規追加する場合は、「新規追加」ボタンをクリック、
既存のマスタを編集する場合は、設定するマスタのID欄のアイコン(ダイアログ表示ボタン)をクリックします。 - 設定画面がダイアログ表示されます。
- 適宜、各項目を入力します。
各項目の説明はヘルプをご参照ください。 - マスタを新規追加する場合は、「登録」ボタンをクリック、
既存のマスタを編集する場合は、「更新」→「YES」ボタンをクリックし、完了です。
マスタの削除方法は?
一度作成したマスタはシステムの整合性を保つためシステムから削除できない仕様です。
退職した担当者など、今後登録や検索を行わない不要なマスタは有効Fのチェックを外し使用不可にします。
マスタを使用不可にした場合も、案件に登録されたマスタの情報は削除されません。
詳細は「マスタを使用不可にする」をご参照ください。
よくあるお問合せ
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無効にしたマスタはどうなりますか?復活できますか?
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無効にしたマスタは、新たに登録や検索ができなくなります。
削除はされませんので、案件に登録した内容は消えません。
(root ipではデータの整合性を保つため、マスタの削除はできない仕様です。)無効化したマスタを復活することも可能です。
無効化したマスタを有効化する操作方法をご案内します。- 「メニューバー>設定>マスタ一覧」でマスタを検索します。
- 検索条件の有効F欄で「設定なし」または「有効F:無」を選択し、「検索」ボタンをおします。
設定なしの場合は、有効マスタ、無効マスタ両方がリスト表示されます。 - 有効化したいマスタの左先頭のID横にあるアイコン(ダイアログ表示ボタン)をクリックします。
- 「有効F」のチェックボックスにチェックを入れ、「更新」ボタンをクリックし、完了です。
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出願人名義変更(特定承継/一般承継)時の管理の仕方について教えてください。
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該当出願人の全案件を承継後の新社名に変更する場合は、出願人マスタの名称を変更することで、案件データ上の名前も一括で新社名に変更できます。
承継前の旧社名の記録は、出願人マスタの備考欄や、案件メモ、などにご登録いただけます。
承継しない案件がある場合や、旧社名のマスタを案件に残しておきたい場合は、新旧どちらかのマスタを新規作成の上、「データベース>受任」タブ「出願人」テーブルにご登録ください。(この時メモ欄に「旧社名」等入力すると分かりやすい)名義変更手続の経過を管理する方法は、以下のような運用が考えられます。
- 手動でOAアクション「提出書類:出願人名義変更届」を登録し、目安の期限をたてる(対象案件すべて、もしくは対象案件のひとつにアクションを登録する)
- 案件タグ「名義変更中」を作成し、対象案件に付与する
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マスタを重複して作成してしまいました。マスタの統合は可能ですか?もしくは間違った方を削除したいのですが可能ですか?
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root ipクラウドはシステムの整合性を保つためマスタは削除できない仕様でございます。統合することもできません。
マスタを使用しない場合はマスタの「有効F」のチェックを外して使用不可にします。マスタを誤って作成したり登録している場合は、以下の手順を参考に整備をするとよいでしょう。
- 誤ったマスタの名称の末尾に「(不使用)」を付ける(例.山田 花子(不使用))
- 誤ったマスタを登録している場合は、対象を検索し、正しいマスタで登録しなおす。
「参照データ」ボタンから検索ができます。
- 最後に、誤ったマスタを編集し、有効Fのチェックを外します。
- 有効Fのチェックを外したマスタは、各検索ページでの検索や案件への登録ができなくなります。
- 有効Fのチェックを外したマスタは、各マスタのページの上部から検索が可能です。
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マスタの「有効F」のチェックを外しましたが、案件に登録されたままになっています。
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システムの整合性を保つためマスタ自体は削除できない仕様となっており、マスタの「有効F」のチェックを外した場合でも案件に登録されたマスタの情報は削除されません。
案件に登録された情報を削除したい場合は、テーブルを編集状態にしてマスタの登録を削除してください。
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