- 1. root ipの報奨金管理
- 1.1. 報奨金機能概要[0:49~]
- 1.2. 報奨金管理に必要な設定/データ[1:23~]
- 2. 報奨金設定
- 2.1. 報奨金設定(必須)[2:28~]
- 2.2. 報奨金設定(初期設定オプション・報奨金分配設定)[5:48~]
- 3. 関連データの登録
- 3.1. 出願人・発明者(必須)[13:00~]
- 3.2. その他関連データ[14:07~]
- 3.3. ファミリ内の報奨金支給状況を把握する方法[20:14~]
- 4. 報奨金の登録
- 4.1. 案件報奨金支給状況から登録する[27:24~]
- 4.2. 報奨金を登録する[29:45~]
- 5. 報奨金通知[35:55~]
- 5.1. 報奨金単位のレターを作成する(報奨金レターテンプレートを選択する)[37:15~]
- 5.2. 報奨金単位のレターを添付したメールを作成する(メールテンプレートを選択する)[38:50~]
- 5.3. 報奨金単位のレターを添付したメールを作成する(メール送信)[38:50~]
- 5.4. 発明者単位のレターを作成する[43:15~]
- 5.5. 発明者単位のレターを一括作成する(報奨金レターテンプレートを選択する)[44:29~]
- 5.6. 発明者単位のレターを添付したメールを一括作成する(メールテンプレートを選択する)[48:12~]
- 5.7. 案件単位のレターを発行する[51:00~]
- 6. 検索・集計・その他
- 7. Q&A
root ipの報奨金管理
報奨金機能概要[0:49~]
root ipでは「一定額の報奨金を発明者に分配」し、発明者に「報奨金を通知」することが可能です。
例えば、所定の「出願報奨金100,000円」「登録報奨金50,000円」などの報奨金マスタを設定すると、案件に登録されている発明者にその権利持ち分に応じて按分された報奨金を登録することができます。

報奨金管理に必要な設定/データ[1:23~]
報奨金を按分して登録するためには報奨金設定と関連データの登録が必要です。

報奨金設定
報奨金設定(必須)[2:28~]
社内規定で定められている報奨金の名称、報奨金の金額を報奨金設定に追加します。
「メニューバー>報奨金>報奨金設定」の「報奨金設定追加」ボタンより追加します。
同じ報奨金種別でも法域、出願ランク、金額が異なる報奨金設定を追加可能です。
詳細は「報奨金設定を登録する」をご参照ください。

報奨金設定(初期設定オプション・報奨金分配設定)[5:48~]
報奨金登録時の報奨金分配設定を初期設定オプションページで設定変更することが可能です。
「メニューバー>設定>設定」→「基本設定>初期設定オプション」の「報奨金分配設定」より選択します。

設定項目 | 説明 |
---|---|
① 出願人権利持分適用 ※Information参照 | 出願人テーブルの権利持分を報奨金分配に適用する場合はチェックを入れます。 (報奨金20,000円に対し、2社共願で権利持分が50%ずつを適用すると「10,000円」となります。) |
② 分配単位 | 分配後の金額が3333円の時、そのまま3333円とする場合は「1」、3330円※とする場合は「10」、3300円※とする場合は「100」とします ※端数処理が切捨の時 |
③ 分配端数処理 | 分配単位が「1」の時は小数点以下、分配単位が「10」の時は1の位、分配単位が「100」の時は10の位を「切捨・切上・四捨五入」するかを設定します |
関連データの登録
出願人・発明者(必須)[13:00~]
報奨金の登録に必要なデータを案件に登録します。報奨金登録時に出願人と発明者の登録は必須です。
持分は入力された数値の合計が分母、各持分が分子として分配金額が計算されます。

その他関連データ[14:07~]
報奨金の登録に必要なデータを案件に登録します。
出願ランク、評価、要否判断、案件報奨金設定、製品情報を登録すると報奨金登録時に関連情報として表示されます。
このデータの登録は任意です。

出願ランク、評価、要否判断、案件報奨金設定、製品のデータは報奨金登録時の画面に表示されます。

ファミリ内の報奨金支給状況を把握する方法[20:14~]
支給対象案件か判断する際にファミリ内の報奨金支給状況を把握する必要がある場合、「ファミリー報奨金」からファミリ-内で登録されている報奨金を確認できます。

報奨金の登録
案件報奨金支給状況から登録する[27:24~]
案件報奨金支給状況ページで支給対象の案件を検索し「報奨金登録」ボタンをクリックします。
詳細は「報奨金を登録する」をご参照ください。

報奨金を登録する[29:45~]
報奨金追加画面で案件報奨金設定の内容を確認し、報奨金設定を選択します。

分配金額設定を確認し、必要に応じて金額や条件を設定します。

発明者が全員自社(支給対象者)の発明者の場合、計算された分配金額のまま「更新」をクリックします。

その他のケース① 支給対象外の社外発明者を、報奨金の分配計算に「含める」場合[32:20~]

その他のケース② 支給対象外の社外発明者を、報奨金の分配計算に「含めない」場合[33:21~]

その他のケース③ 報奨金を固定額で分配したい場合(権利持分で按分しない)[34:00~]

報奨金通知[35:55~]
登録した報奨金を発明者に通知する方法がいくつかあります。
テンプレートについては「報奨金レターテンプレートを作成する」をご参照ください。
レターの概要については「報奨金レターを発行する」をご参照ください。
ワークフローについては「報奨金ワークフローを開始する」をご参照ください。
なお、発明者にワークフローや案件連絡を送る場合は、発明者連携のお申し込みが必要です。

報奨金単位のレターを作成する(報奨金レターテンプレートを選択する)[37:15~]
報奨金単位で1発明者への通知書やメールを作成する場合、案件の「報奨金タブ」または「報奨金レター発行」ページを開きます。
「印刷」をクリックした時に表示されるテンプレートは報奨金レターテンプレートマスタに登録されたマスタのうち「発明者単位F」にチェックが入っていないマスタです。

報奨金単位のレターを添付したメールを作成する(メールテンプレートを選択する)[38:50~]
「メール添付」をクリックした時に表示されるテンプレートはメールテンプレートマスタに登録されたマスタのうち、宛先種別が「発明者」になっているマスタです。

報奨金単位のレターを添付したメールを作成する(メール送信)[38:50~]

報奨金単位のレター・メールの一括作成は、「5.4. 発明者単位のレターを作成する[43:15~]」と同様の操作で可能です。
発明者単位のレターを作成する[43:15~]
複数の報奨金を発明者単位にまとめた通知書やメールを作成したい場合は「報奨金レター発行」ページを開きます。
検索フィールドから対象の報奨金を絞り込みます。
報奨金レター(個別発行)を選択すると、報奨金単位レターの一括発行にもご利用いただけます。

発明者単位のレターを一括作成する(報奨金レターテンプレートを選択する)[44:29~]
報奨金レター種別は「発明者単位レター(まとめ発行)」を選択、ファイル形式を選択して、報奨金レターテンプレートを選択します(メールテンプレートは空欄のまま)。
報奨金レター種別が「発明者レター(まとめ発行)」の時に、報奨金単位レターテンプレートの候補に表示されるのは、報奨金レターテンプレートに登録されたマスタのうち「発明者単位F」にチェックが入ったマスタです。

発明者単位のレターを添付したメールを一括作成する(メールテンプレートを選択する)[48:12~]
発明者単位のレターが添付されたメールの一括発行も可能です。

案件単位のレターを発行する[51:00~]
報奨金ラインを使用すると、1案件の複数の報奨金を1枚のレターに差込むことができます。
「報奨金レターテンプレート」ではなく「レターテンプレート」を使用します。

案件単位の報奨金レターのレター・メールの一括発行は、案件検索の「レター発行」から可能です。

検索・集計・その他
報奨金の検索については「【報奨金検索】報奨金の状況を確認する」をご参照ください。
発明者ごとの報奨金の集計については「【経理集計メニュー】報奨金を集計する」をご参照下さい。
報奨金の支払日を管理している場合は、支払日の一括登録が可能です。詳細は、「報奨金の支払日を登録をする」をご参照ください。