香港第一ステージ登録期限、香港第二ステージ登録期限をそれぞれ標準アクションとして自動で期限がたつよう設定することはできないでしょうか?
-
香港第一ステージ登録期限、香港第二ステージ登録期限をそれぞれ標準アクションとして自動で期限がたつよう設定することはできないでしょうか?
-
標準アクション「記録請求」「登録付与請求」の活用方法の一例をご案内します。
香港の香港記録請求・登録付与請求の起算日および期限は以下の通りです。
- 香港の記録請求(香港第1段階)
起算日:指定特許出願(中国の基礎出願)の公開日
期限:6か月以内 - 登録付与請求(香港第2段階)
起算日:指定特許(中国の基礎出願)の特許付与日
期限:6か月以内
root ipクラウドの仕様として、原出願の公開日や登録付与日などを起算項目として自動取得することはできません。
そのため、香港案件においても上記のいずれの起算日もシステム上で直接取得することができません。代替として、「ユーザ定義項目」テーブル「ユーザ定義日」のいずれかの項目を「指定特許(中国)出願公開日」「指定特許(中国)登録公表日」として設定し、その日付を標準アクショントリガ設定における起算項目として使用します。
ユーザ定義日の設定方法は「【ユーザ定義項目】ユーザが任意で設定できる項目を登録する」をご参照ください。ユーザ定義日1を「指定特許(中国)出願公開日」とした場合の標準アクショントリガの設定を一例としてご案内します。
標準アクショントリガの設定は、以下の内容に従って設定します。
なお、使用する「ユーザ定義日」欄は、ご利用中の環境における既存の設定状況によって異なります。そのため、設定にあたっては必ずご自身の環境におけるユーザ定義日の使用状況をご確認のうえ、適切な欄を選択してください。
基礎出願の出願が公開された後、香港標準案件の「データ>出願」タブ「ユーザ定義項目」テーブル「指定特許(中国)出願公開日」に日付を手動で登録します。起算項目の「ユーザ定義日1」=「指定特許(中国)出願公開日」をトリガに、アクション作成キューが立ち上がります。
標準アクション「記録請求」「登録付与請求」が追加される前の手順はこちら
root ipクラウドは親案件の項目をトリガとして期限を自動的に立てることはできないため
記録請求(香港第1段階/指定特許出願の公開日から6か月以内)や登録付与請求(香港第2段階/指定特許の付与日から6か月以内)のように、
基礎出願の公開日や登録の公表日がトリガとなるようなアクションは、手動で「ユーザアクション」を作成していただく運用をご案内しております。以下、ユーザアクションの立て方の一例をご案内いたします。
- 案件の「データベース>ユーザアクション」タブをクリックします。
- タブの最下「新規追加」表示のあるユーザアクションの「編集」をクリックします。
- 例えば、以下のように「ユーザアクション名」を「記録請求_香港1st stage」と入力します。
入力はテキスト入力のほか、マスタ登録(「メニューバー>設定>設定メニュー>マスタ一覧>ユーザ期限/ユーザ応答」)も可能です。
マスタから登録する場合はテキストを一部入力すると候補のマスタが表示されるためプルダウンから選択する - アクション期限欄に「法定期限」と「期限日」を入力します。
- 「登録」ボタンをクリックして、登録完了です。
自動で期限を立てたい場合は、「ユーザ定義日1~7」のいずれかを「指定特許(中国)出願公開」や「指定特許(中国)登録公表日」としていただき、
標準アクショントリガを設定する方法も一案です。標準アクションリストに「記録請求」アクションがないため、「出願」を選択し、期限備考に期限の内容を登録します。
国・出願種別を選択し、登録をします。
設定以降は、香港標準案件の「データベース>受任」タブ「ユーザ定義項目」テーブルに日付を手動入力することで、
標準アクション「出願(記録請求_香港1st stage)」ができるようになります。 - 香港の記録請求(香港第1段階)