【米国】2023/4/18〜電子特許証 eGrants スタート!

米国特許商標庁は、2023年4月18日から電子特許証eGrantsの発行をスタートさせると発表しました。
特許証が電子化されることで、USPTOでは印刷や発送の業務が減り、特許登録までの期間が大幅に短縮される予定です。

POINT

・eGrantは、正式な特許証
Patent Centerで閲覧および印刷可能
・移行期間中は紙媒体の特許証(ceremonial paper copy)の提供あり

注意点

登録料を支払ってから特許発行までの期間が短縮されることにより、分割出願やCIP検討期間も短くなることが予想されます。
要否判断は登録料納付前までに済ませ、代理人に指示をしておくと安心です。

なお、商標は既に2022年5月24日から電子登録証の発行が開始しています。
https://www.uspto.gov/about-us/news-updates/electronic-registration-certificates

米国以外に電子特許証を発行する国

カナダ、中国、台湾、韓国、欧州特許、インド、シンガポール、ブラジル、オーストラリア、ニュージーランド、湾岸協力会議(GCC)、ノルウェー、メキシコ、コロンビア、等

<参考URL>
https://www.uspto.gov/patents/apply/patent-center/egrants?MURL=electronicgrants