国別年金更新設定を登録しましたが、次回の年金アクションができません。
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国別年金更新設定を登録しましたが、次回の年金アクションができません。
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次回の年金アクションを登録するためのアクション作成キューができてないというお問合せですね。
案件作成後に国別年金更新設定を登録した場合によくあるケースです。国別年金更新設定があるだけでは「年金納付」アクション作成キューはできません。
国別年金更新設定があった上で、- 案件の『アクション起算項目』が登録される
- 「年金」タブ「年金納付履歴」テーブル『期限日』が登録されている
- 『納付日』が登録されること
ことが必要です。
「年金納付履歴」テーブルの期限日が次回の年金納付アクションの法定期限になります。次回の年金アクションを登録するために、ケースに応じて対処してください。
- 案件に『アクション起算項目』が登録されていない場合
案件にアクション起算項目を登録してください。
起算項目が登録されることで国別年金更新設定が反映され、「年金納付」アクション作成キューができるのでそれを登録します。 - 案件に『アクション起算項』が登録されているが、「年金納付履歴」テーブル『期限日』『納付日』が登録されていない場合
アクション起算項目を入力し直し、国別年金更新設定を反映させます。
例えば、「設定登録日」が起算項目の場合、「設定登録日」を一度を空白で更新⇒再度日付を入力します。
起算項目が登録されることで国別年金更新設定が反映され、「年金納付履歴」テーブルに「期限日」が設定されます。
同時に、「年金納付」アクション作成キューができるのでそれを登録します。
なお、「期限日」は国別年金更新設定のアクション起算項目が登録された段階で登録するキューができますので、通常(国別年金更新設定後に案件作成した場合)はこの処理は不要です。
「期限日」の登録(更新)は「期限更新」ボタンでも可能です。
「期限更新」ボタンとは
「期限更新」ボタンは、国別年金更新設定があり、期限日が登録されていない場合や、各年の期限日が国別年金更新設定と異なる場合に「年金」タブ「年金納付履歴」テーブル表示されます。
各年の期限日が国別年金更新設定と異なる場合は、該当年度に赤字で「NG」と表示されます。
「期限更新」ボタンをクリックすると、NGの期限日を一括更新します。- 案件に『アクション起算項』「年金納付履歴」テーブル『期限日』『納付日』が登録されている場合
アクション起算項目を登録した後に国別年金更新設定をしたケースだと思われます。
「年金納付履歴」テーブルの「納付日」を入力し直し(一度日付を空白で更新⇒再度日付を入力)、国別年金更新設定を反映させます。
「年金納付」アクション作成キューができるので、それを登録します。
その他、以下の原因が考えられます。該当するケースに応じて対処ください。
- 「年金」タブ「年金管理」テーブル「管理不要F」にチェックがはいっている場合
「管理不要F」を外し、「年金納付履歴」テーブルの「納付日」を入力(再入力)する - 年金アクションの法定期限以外に処理日を入力した
法定期限に処理日を入力する