キューとは
root ipクラウドは期限計算等の起算項目となるトリガ情報を元に案件やアクションの情報を更新していく機能をもっています。
ユーザがその更新情報の内容を確認してから更新情報の登録が行われる仕様になっており、
その登録待ちとなっている更新情報の候補のことをキューといいます。
キューには以下の種類があります。
なお、現在「テーブル/アクション同期キュー」は作成自体はされていますが、キューの実行は自動で行うようになっておりますのでお手元でご操作頂く機会はございません。
キュー | 説明 |
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テーブル更新キュー | 案件データの更新、庁書類取り込みなどをトリガとして、案件データを自動更新するキュー |
アクション作成キュー | 案件データの更新、庁書類取り込みなどをトリガとして、新規アクションを作成するキュー |
アクション期限更新キュー | 案件データの更新、庁書類取り込みなどをトリガとして、作成済み標準アクションの期限を更新するキュー |
テーブル/アクション同期キュー | 案件データの更新、又は、アクションの法定処理日の入力をトリガとして、 案件データの日付とアクションの処理日を同期させるキュー |
案件/庁書類同期キュー | 庁書類取り込みをトリガとして、案件データに庁書類の内容を反映させるキュー |
OAアクション法定期限消込キュー | 庁提出書類取り込みをトリガとして、対応するOAアクションの法定期限の処理日を消し込むキュー |
IDSアクション候補キュー | 新規OAアクション作成をトリガとして、IDSアクションの候補を作成させるキュー |
キューを処理(登録・削除)する
システムにトリガ情報が入力されると、案件やアクションの情報を更新するためのキューができ、「システム連絡対応(旧担当キューリスト)」がダイアログで表示されます。
キューの登録を行うと、そのキューの登録情報をトリガとして新たなキューができることがありますので、
キューがなくなるまで「再読込」を行います。
- 「システム連絡対応」がダイアログで表示されます。
「システム連絡対応」のダイアログを閉じた場合は、トップページの「システム連絡対応」ボタンから再表示させることができます。 - 「全選択」ボタンまたは個別「選択」チェックにより登録(または削除)するキューを選択します。
- 登録する場合は、「選択対象を一括登録」ボタンまたは「実行」ボタンをクリックします。
削除する場合は、「選択対象を一括削除」ボタンまたは「削除」ボタンをクリックします。
一括操作の場合、登録と削除は同時には行えません。 - 「再読込」ボタンまはた「システム連絡再読込」をクリックします。
「再読込」は対象のキューのみ再読込します。 - キューの種類が複数ある場合は、他の種類のキューが表示されるので、手順2~4を行います。
- 全てのキューの登録・削除が完了したら「システム連絡対応」を閉じ、完了です。

トリガ項目とキュー
キューとトリガ項目についてまとめた資料です。
- キューとは?
- 標準アクショントリガ設定
- 発送書類マスタ
- 商標_トリガ項目の入力後の動き
- 意匠_トリガ項目の入力後の動き
- 特許_トリガ項目の入力後の動き
よくあるお問い合わせ
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誤ってキューを削除してしまいました。復活させるにはどうしたらよいですか?
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「システム連絡対応(旧担当キューリスト)」を閉じてしまった場合は、トップページの「システム連絡対応(旧担当キューリスト)」または「メニューバー>事務処理>キュー管理」からキューを実行します。
キュー自体を削除した場合は、「【キュー管理】削除したキューを復旧する」をご参照ください。
「IDSアクション候補キュー」を削除した場合は、IDS対応国案件の「IDSアクション」タブの最下部で確認できます。
「キュー復旧」ボタンをクリックすると、「IDSアクション候補キュー」を復活させることができます。
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登録したり削除したキューの内容は後から確認できますか?
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以下の手順で登録済み・削除済みのキューの一覧が確認できます。
- 「メニューバー>案件>キュー管理」をクリックします。
- 「未処理キュー一覧」が表示されます。
キューの種類ごとに未処理のキューの数とユーザが表示されます。 - 各キューの並びにある「(数字)」ボタンをクリックします。
- キューがリストが表示されます。
デフォルトでは中間タブのうち「未実行」タブが表示されますので、必要に応じて中間タブを切り替えて確認します。 - 検索条件(例、出願人、アクション種別)を加えていただくことで特定のキュー一覧を表示することができます。
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