IDSアクションができる流れ
ファミリにIDS対応国があり、ファミリにIDS対応OAアクションが登録されると、
自動的に「IDSアクション候補キュー」ができるようになっています。
「IDSアクション候補キュー」とはIDS対応を行うか否かを判断するためのキューです。
「IDSアクション候補キュー」を登録すると、次にIDSアクションを作成する「アクション作成キュー」ができます。
この「アクション作成キュー」を登録することで、IDS対応国案件にIDSアクションが作成されます。
IDSの設定については、「IDS設定・IDS関連設定」をご参照ください。
IDSアクション候補キューからIDSアクションを作成する
- 「IDSアクション候補キュー」ができた後、対応要否を検討し、登録または削除します。
「当所整理番号」欄の「IDS用案件進捗確認」ボタンをクリックするとIDS対応国の進捗が確認できます。
案件のステータスを確認して、IDS期限オフセットを検討できます。 - IDS対応しない場合は、「選択」欄にチェックをいれ、必要に応じて「削除メモ」欄に履歴を残し、「削除」ボタンをクリックします。(削除の場合は手順終了)
- IDS対応する場合は、「IDS期限オフセット(月)」を上下ボタンで変更し、期限日を調整します。
(デフォルトでは3か月になっています) - 「選択」欄にチェックをいれ「登録」ボタンをクリックします。
- 「IDSアクション候補キュー」を登録した後、「システム連絡再読み込み」ボタンをクリックします。
- 「アクション作成キュー」ができています。
- 「選択」欄にチェックをいれ「登録」ボタンをクリックします。
- IDS対応国案件の「データベース>IDSアクション」タブに、IDSアクションが作成されます。

削除した「IDSアクション候補キュー」を復活させる
一度削除した「IDSアクション候補キュー」は復活させることができます。
IDS対応国案件から復旧する場合
削除した「IDSアクション候補キュー」は、IDS対応国案件の「IDSアクション」タブの最下部で確認できます。
「キュー復旧」ボタンをクリックすると、「IDSアクション候補キュー」を復活させることができます。
なお、復活ボタンをクリックしてもその画面から続けて「システム連絡対応(旧担当キューリスト)」は表示されませんのでご注意ください。トップページまたは「メニューバー>案件>キュー管理」よりキューを登録します。
キュー管理から復旧する場合
詳細は「【キュー管理】削除したキューを復旧する」をご参照ください。
ファミリー内のIDS提出状況を一覧で確認する
ファミリ内のIDS対応状況を一覧で確認することが可能です。
- IDS対応国案件の「ファミリ」タブをクリックします。
- 「ファミリIDS提出状況」タブをクリックします。
- 「OAアクション」がたて軸、「IDS対応国」がよこ軸となっているマトリクス表が表示されます。

ファミリー外の案件をIDS関連案件として設定する
ファミリー外の案件についてもIDS対応する場合は、IDS関連案件として設定できます。
1つの案件を編集するだけで複数かつ相互または非相互にIDS対応を組むことが可能です。
- IDS対応国案件の「データ>IDS案件設定」タブをクリックします。
- 「IDS関連案件」テーブルの「 編集」ボタンをクリックします。
- 各項目を入力します。
非相互にする場合は「対象案件からのみ」、相互IDSする場合は「相互にIDS」を選択します。
対象案件のファミリ案件はIDSする/しないを選択します。
各項目の説明はヘルプをご参照ください。 - 「IDS関連案件」テーブルの「 編集」ボタンをクリックし、完了です。
「IDSアクション候補キュー」を作成する
IDSアクション候補キューは手動で作成することができます。
IDS対応国の「ファミリIDS提出状況」にて、対象の「OAアクション」×「IDS対応国」欄に表示される「IDSアクション候補キューあり」ボタンをクリックして作成します。
OA発生後にIDS対応国案件が作成された場合などにご利用ください。
代理人ユーザの操作でIDSアクション候補キューができる場合
IDSアクション候補キューは、代理人ユーザに見えない案件(異なる代理人の案件)にできるケースがあります。
この場合、代理人ユーザにはIDSアクション候補キューは表示されません。
知財部ユーザの画面に「代理人が作った未処理のIDS候補キューがある場合」に以下のようにシステム通知が表示されますので、知財部ユーザが内容を確認しキュー登録を行ってください。
