できること

特許庁の処分情報とroot ipクラウドに登録されている最終処分を照合し、最終処分の登録候補を一覧で確認できます。
確認した案件は、最終処分のCSVインポートに使用できる形式で出力できます。
検索およびCSV出力を行っただけでは、案件データは更新されません。
出力したCSVをインポートすることで、案件に最終処分を登録できます。

最終処分リストの対象

最終処分リストでは、特許庁データに登録されている抹消理由や処分記事などをもとに、最終処分の候補を表示します。
予定満了日を過ぎているだけでは、最終処分の候補には表示されません。

法域利用できる検索種別
特許「年金不納による抹消」「存続期間満了による抹消」「出願の却下・拒絶・取下げ等」
実用「年金不納による抹消」「存続期間満了による抹消」「出願の却下・拒絶・取下げ等」
意匠「年金不納による抹消」「存続期間満了による抹消」「出願の却下・拒絶・取下げ等」
商標「存続期間満了による抹消」「猶予の特許・登録料不納による抹消」「出願の却下・拒絶・取下げ等」

最終処分の候補を検索する

  1. 「メニューバー>庁連携>特許庁案件分析」を開きます。
  2. 画面上部で「特許」「実用」「意匠」「商標」のいずれかを選択します。
  3. 画面内の「最終処分リスト」タブを選択します。
  4. 「範囲指定」「開始日」「終了日」を設定します。
    「開始日」「終了日」で指定した期間は、最終処分日ではなく、手順7の「上の期間の対象」で選択した日付に適用されます。
  5. 「申請人コード」を選択します。
    「申請人コード」を個別に選択していない場合は、画面上部の「特許庁識別番号設定」で「含める」と設定された識別番号が使用されます。
  6. 「検索種別」を選択します。
  7. 「上の期間の対象」で、次のいずれかを選択します。
    ・「公開・公表・国際公開・登録公報日(いずれか)」
    ・「出願日」
  8. 「識別番号の種別」で「出願人」または「代理人」を選択します。
    「識別番号の種別」で「代理人」を選択した場合は、「申請人コード」に代理人の識別番号を指定します。
  9. 検索条件欄の「表示」をクリックします。
    対象出願が5,000件を超える場合は、メッセージが表示されます。「開始日」「終了日」を調整して対象期間を絞り、再度「表示」をクリックしてください。

最終処分リストを確認する

最終処分リストでは、root ipクラウドの案件との照合結果を「対応状態」で確認できます。
「特許庁の処分根拠」に「要確認」と表示されている場合は、処分の確定状況、後続手続、表示されている日付の意味などを確認してください。
なお、商標の分割、複数の登録情報がある案件、消滅日以降に手続がある案件、国内権利との同一性を確認できない案件などは、確認チェックを付けてもCSV出力できません。CSV出力できない案件は、「選択」欄が無効になります。

対応状態

状態説明CSV出力
未入力対応する案件に最終処分が登録されていません照合上の問題がなければ選択できます
最終処分入力済み最終処分または最終処分日が登録済みです選択できません
root ip案件なし対応するroot ipクラウドの案件が見つかりません選択できません
複数案件一致出願番号または登録番号が複数の案件に一致しています選択できません
案件番号が一意でない同じ案件番号を持つ案件が複数あります選択できません

表示する候補を絞り込む

「表示」を切り替えることで、一覧に表示する案件を絞り込めます。

選択肢表示内容
すべて処分候補と要確認案件をすべて表示します
最終処分未入力の対応案件CSV出力可能な未入力案件を表示します
要確認処分根拠の確認が必要な案件を表示します

最終処分を確認してインポート用CSVを出力する

  1. 各案件の「対応状態」「特許庁の処分根拠」「現在の最終処分」を確認します。
  2. 出力する案件の「選択」にチェックを付けます。
    ・現在の絞り込み結果をまとめて選択する場合は、「表示中の未入力案件を全選択(全ページ)」をクリックします。
    ・選択を取り消す場合は、「選択解除」をクリックします。
  3. 「CSVに出力する値」で、案件に登録する「最終処分日」と「最終処分」を指定します。
  4. 複数案件へ同じ値を設定する場合は、一覧上部の「最終処分日」と「最終処分」を指定し、「入力値を選択案件へ適用」をクリックします。
  5. 特許庁の処分根拠に表示されている日付を最終処分日として設定する場合は、「特許庁の処分日を最終処分日とする」をクリックします。
  6. 「選択案件の処分根拠・確定状況と、出力する日付・最終処分を確認しました」にチェックを付けます。
  7. 「選択案件をインポート用CSV出力」をクリックします。
    選択した全ページの案件が、1つのCSVファイルとしてダウンロードされます。CSVには、案件番号、最終処分日、選択した最終処分のコードが出力されます。
    一度に出力できるのは1,000件までです。
    確認チェックを付けた後に選択内容、最終処分日、最終処分を変更すると、確認チェックは解除されます。変更後の内容を確認してから、再度チェックしてください。

出力したCSVをインポートする

出力したCSVは、「メニューバー>設定>CSV操作」を開き、「案件データ」タブの「最終処分」にある「インポート操作」からインポートします。
インポート時は、案件番号が基準列として使用されます。
必要に応じて、CSVの項目行に「担当者」「メモ」を追加し、あわせてインポートしてください。

インポート操作の詳細は「CSV操作_エクスポート&インポート」をご参照ください。

ケース別の表示・対処方法

条件に一致する候補がない場合

一覧に「条件に一致する処分候補はありません」と表示されます。検索種別、期間、識別番号を確認してください。

特許庁の処分日に有効な日付がない場合

「特許庁の処分日を最終処分日とする」をクリックしても、対象行の「最終処分日」は空欄になります。正しい日付を入力するまでCSV出力はできません。

検索に失敗した場合

「取得できませんでした。接続状態と検索条件を確認してください」と表示されます。入力した検索条件を確認して再度表示してください。

注意事項

  • 最終処分リストは、特許庁の処分情報をもとに最終処分の候補を提示する機能です。 特許庁の処分情報から、root ipクラウドに登録する最終処分が自動的に確定されるものではありません。
  • 「出願の却下・拒絶・取下げ等」では、処分記事だけでは最終処分を確定できず、「要確認」として表示される場合があります。
  • 「特許庁の処分日を最終処分日とする」を使用する場合は、表示されている日付がroot ipクラウドへ登録する最終処分日として適切か確認してください。
  • 最終処分または最終処分日がすでに登録されている案件は、既存データの上書きを防ぐためCSV出力できません。
  • 最終処分が登録された案件は、期限管理の対象外となります。 CSVをインポートする前に、対象案件と登録内容を十分に確認してください。 特許庁案件分析「最終処分リスト」を使って案件に最終処分を登録す…