NGB連携機能の概要

年金連携で「できること」

  • NGB社への年金管理移管:指定した条件で年金期限リストを絞り込み、NGB社指定フォーマットのCSVを出力して送付することができます。
  • 受付完了報告CSVの取り込み:NGB社から受領した受付完了CSVをroot ipにインポートし、管理形態テーブルや年金アクションの非対応フラグなどを一括でセットできます。
  • 請求明細データの取り込み:NGB社から受領した請求データ(NGB手数料や現地費用など)を取り込み、root ip上で仮明細および請求書を自動作成できます。
    事務所版では、請求データ取込み機能は表示されず、ご利用いただけません。

年金連携で「まだできないこと」

  • 権利維持要否の回答対応:NGB社から期限通知を受領し、維持の要否を回答する機能は現在未対応です。
  • API連携によるリアルタイム処理:現在はCSVファイルのアップロード/ダウンロードを介した連携となっており、システム間の直接的なAPI連携には対応していません。

連携対象データ

国内外の「特許」「実用新案」「意匠」が対象です。 ※「商標」に関するデータは対象外となりますので、あらかじめご了承ください。

利用開始のための事前準備

NGB社への利用申込と設定

NGB連携機能の利用をご希望される場合は、以下の宛先までその旨をご連絡ください

  • NGB社への依頼窓口:irai_ngb_nenkin@ngb.co.jp(NGB株式会社 年金管理部)。

請求明細データ取込機能の利用に関して

  • 本機能のご利用にあたり、NGB社にて「ipSuite年金Direct」の利用登録が必要です。
    すでに「ipSuite年金Direct」の利用登録がお済みの場合でも、「請求明細データ」をダウンロード可能とするためのNGB社内システム設定作業(作業無料)が別途必要になります。
    この設定作業には、通常2~3週間程度の期間を要しますので、余裕を持ってのご連絡をお願いいたします。
  • root ip上のマスター初期設定
    請求明細データ取込機能を初めて利用する際、以下の初期設定が必要です。
    • 現地代理人の紐づけ:「管理会社CSVインポート」画面にて、「現地代理人」のプルダウンからNGB社に対応するマスターを選択します。
    • 請求データ取込用のマスタ設定:請求書インポート画面にて、以下の4項目を自社のマスターと紐づけます。
      • 料金表(例:標準料金表)
      • 請求費目パターン(例:年金管理会社用)
      • NGB手数料(課税対象となる費目)
      • 外国費用/印紙代(非課税対象となる費目)。

NGB社への年金管理移管(CSVエクスポート)

  1. 年金期限リストの抽出
    • 「メニュー>ツール>年金管理」を開きます。
    • 「年金期限リスト/CSVエクスポート」タブにて、「日付範囲」「国内外区分」「法域」などを指定して対象案件を絞り込みます。
    • 虫メガネアイコン等をクリックし、検索結果の一覧を表示させます。
  2. 管理会社用CSVの出力と送付
    • 検索結果リストメニュー「管理会社用CSV」ボタンをクリックします。
    • NGB社指定フォーマットのCSVリストが表示されますので、「CSVダウンロード」ボタンからファイルを保存します。
      ※減免フラグは出力されますが、国ごとの詳細な要件等は出力されないため、必要に応じて手元でCSVを編集してください。
    • ダウンロードしたCSVをNGB社の指定窓口へ送付し、管理移管を依頼します。

受付完了報告の取り込み(管理会社CSVインポート)

NGB社で管理受付が完了し、返却された「受付完了CSV」をroot ipに取り込みます。

  1. フラグの設定方針の決定
    インポート前に以下のフラグの運用を決定し、プルダウンで設定します。
    • 管理不要F(フラグ)
      • 「管理不要にする」:以降の年金アクションキューが作成されなくなります。NGB社に完全に管理を任せる場合に使用します。
      • 「管理不要にしない」:自社でも期限のダブルチェックをしたい場合にお勧めです。
    • 非対応F(フラグ):対象の年金アクションに非対応フラグをセットし、標準的な期限管理対象から除外します。
  2. NGB受付完了CSVのインポート
    • 「メニュー>ツール>年金管理」を開きます。
    • 「管理会社CSVインポート>NGB受付完了CSV」タブを開きます。
    • 受領したCSVファイルを「ファイル/フォルダをドラッグ&ドロップ」欄に添付し、「CSVチェック」をクリックします。
    • 「チェックサマリ」が表示され、「管理形態」や「出願手続」テーブルの変更件数(差分)が確認できます。
      ※出願番号などの差分を更新したくない場合は、事前に手元のCSVの該当列(D列など)を削除してから添付してください。
    • 「インポート実行ダイアログを開く」をクリックし、差分を確認のうえ「選択対象を一括登録」を実行します。
    • 対象案件の管理形態テーブルにNGB社の整理番号や移管日がセットされます。

請求明細データの取り込み(請求書CSVインポート)

NGB社から提供される請求データを取り込み、root ip上で請求書を作成します。

  1. 請求書CSVのインポート
    • 「メニュー>ツール>年金管理」を開きます。
    • 「管理会社CSVインポート>NGB請求データCSV」タブを開きます。
    • 受領したCSVファイルを「ファイル/フォルダをドラッグ&ドロップ」欄に添付し、「CSVチェック」をクリックします。
    • チェック結果画面に、「課税金額(NGB手数料など)」「非課税金額(現地費用など)」が紐づけられた仮明細のプレビューが表示されます。
    • 対象を選択して「選択を保存」をクリックし、仮明細を作成します。
  2. 請求書の作成
    • 仮明細の保存後、続けて「請求書作成」画面へ移動します。
    • 対象の仮明細を選択して保存すると、root ip上で正式な請求書データ(例:ROOTIP111111など)が発行され、請求書一覧から確認できるようになります。

よくある質問と注意事項(Q&A)

NGB社からの請求データはいつ取得できますか?

毎月1度、おおよそ13日〜15日頃までにNGB社の「ipSuite年金Direct」からCSVデータをダウンロードいただけます。

請求書発行時にPDFデータも一括で取り込めますか?

現在の仕様ではCSVのみの取り込みとなっており、PDFをシステム上に一括添付することはできません。今後の開発にてAPI連携等の対応を検討しています。

手数料と現地費用の内訳を分けてCSV出力してもらえますか?

CSVデータ上で内訳を分けることは現状困難です。詳細な内訳の確認が必要な場合は、NGB社のipSuite上の画面より案件ごとにご確認をお願いいたします。

次回の年金期限は自動でセットされますか?

インポート時に「管理不要F」を立てていなければ、対象アクションが処理された段階で、root ipの国別年金更新設定の設定に基づき自動的に次年度の期限が立ち上がります。

次年度の予算データ(予算管理用の予測費用)を取り込むことは可能ですか?

現時点では次年度予算データのCSV取り込み機能は未実装ですが、ご要望が多いため、今後の連携機能強化における開発候補として前向きに検討しております。

国別年金更新設定には、NGB社の情報が反映されていますか?

はい、NGB社から提供された設定値を反映しています。
それらを自社環境へ反映する場合は、設定画面で 「基本設定をコピーして反映する」を実行してください。

ただし、本機能は各国の最新法令への完全な対応を保証するものではありません。
また、法改正などの最新情報がシステムへ自動反映される仕様ではありません。
必要に応じてお客様ご自身で設定内容をご確認のうえ、変更してください。