費用科目を設定する

費用科目とは

手続費用、印紙代など料金表の項目です。
システム標準で費用科目マスタが登録がされていますので、必要に応じて新規作成・編集します。
不要な費用科目は有効Fのチェックを外します。

費用科目マスタがたくさんあって使いこなせないという方に

システム標準の費用科目マスタは事務所の利用を想定した細かいマスタになっています。
細かすぎるという場合は、管理や集計に必要な項目だけを使用し、その他は有効Fのチェックを外し、使用不可にするのも一案です。

費用科目を構成するマスタ

マスタ	説明
費目分類マスタ	事務所費用、印紙代など、売上集計用の区分です。費用科目マスタに紐づいています。「メニューバー＞責任者＞経理集計メニュー」から費目分類ごとの集計が確認できるようになります。費目分類マスタはシステム標準でマスタが用意がされていますので、必要に応じて新規作成・編集します。
費目種別マスタ	標準費目、事務所専用費目などの種別です。事務所指定の料金表があり標準費目とは別の費用科目を作成する場合などに使用します。例えば、標準費目では「出願手数料」となっているところ、〇〇事務所の指定で「出願料」という費用科目を作成する必要がある場合は、「○〇事務所専用費目」を用意します。
単位マスタ	時間、枚数などの単位です。システム標準でマスタが用意がされていますので、必要に応じて新規作成・編集します。

費用科目を作成・編集する

「メニューバー＞設定＞マスタ一覧」をクリックします。
マスタ一覧が表示されます。
「費用科目」をクリックします。
「費用科目」マスタ一覧がダイアログ表示されます。
マスタを新規追加する場合は、「新規追加」ボタンをクリックします。
マスタを編集する場合は、設定するマスタのID欄のアイコン（ダイアログ表示ボタン）をクリックします。
設定画面がダイアログ表示されます。
適宜、各項目を入力します。
各項目の説明はヘルプをご参照ください。
新規追加の場合は、「登録」ボタンをクリックして、完了です。
編集の場合は、「更新」→「YES」ボタンをクリックし、完了です。

費用科目マスタのサンプル

旧バージョンはこちら

費目分類マスタ

事務所費用、印紙代など、売上集計用の区分です。
費用科目マスタに設定した場合、責任者＞集計メニューから各費目分類ごとの集計が確認できるようになります。
システム標準でマスタが用意がされていますので、必要に応じて新規作成・編集します。

費目種別マスタ

標準費目、代理人専用費目などの種別です。
システム標準で「標準費目」というマスタが用意がされていますので、必要に応じて新規作成・編集します。
代理人指定の料金表があり標準費目とは別の費用科目を作成する場合などに使用します。例えば、○〇事務所専用費目のように作成します。

単位マスタ

時間、枚数などの単位です。
システム標準でマスタが用意がされていますので、必要に応じて新規作成・編集します。

費用科目マスタ

手続費用、印紙代など料金表の項目です。
システム標準でマスタが用意がされていますので、必要に応じて新規作成・編集します。不要な費用科目は有効Fのチェックを外します。
費用科目マスタを新規作成した後は、かならず料金表設定が必要です。

有効F	マスタが不要の場合にチェックを外す
コード　※	任意のコード
名前／名称　※	任意の名称（例、出願費用　など）
国内外区分	費用科目を使用する国内外区分複数登録不可設定しない場合はすべての国内外区分に使用できる
法域	費用科目を使用する法域複数登録不可設定しない場合はすべての法域に使用できる
税区分　※	費用科目の税区分（例、課税、非課税、不課税）
費目分類　※	事務所費用、庁費用　などの費目分類
費目種別　※	標準費目、〇〇専用費目などの費目種別
単位	費用科目に対する単位
AttorneyFee	請求費目の明細として事務所費用とその他を分ける場合に使用する
備考	費用科目の備考請求書作成画面で表示される

root ipクラウドは「課税」・「非課税」・「不課税」の課税区分で表示・計算を基本としているため、仮明細作成画面や請求書作成画面では「AttorneyFee」フラグの有無ごとの小計は出力しません。「AttorneyFee」は、請求書テンプレートに差込コードを記載することで表示できます。チェックを入れたものを「事務所費用」、入れないものを「立替金」などに分けて明細を作成したい場合などにご活用ください。

差込項目は請求書テンプレートのテーブル内に記載して使用します。

AttorneyFeeチェックあり費用科目：例、${数量・ＡＦ}
AttorneyFeeチェックあり費用科目：例、${数量・ＯＦ}