ファミリー併合の考え方
root ipクラウドでは、ファミリにシステムが一意のIDを付与します。
異なるファミリ(ID)を一つにする操作をファミリ併合と言います。
ファミリ併合は1ファミリー対1ファミリーでの操作になります。
3つ以上のファミリーを併合する場合は、1ファミリーずつ併合していきます。
優先権関係がある場合は、ファミリー併合の後に親子関係の設定を行います。
ファミリー同士を併合する
- 案件の「データ>出願」タブをクリックします。
- 「国内優先」テーブル、「パリ優先」テーブル、「原出願」テーブルいずれかの
「親案件ID」に基礎出願の当所整理番号または出願番号を入力し、プルダウンから選択します。(複数可) - ファミリ併合を確認するダイアログが表示されます。
- ファミリ一覧上のタブを切替え、併合するファミリそれぞれを確認します。
- 併合するファミリに間違いないことを確認しダイアログを閉じます。

- 基礎出願の情報を引き継ぎ、「優先日」や「複合起算項目」テーブルが更新される場合があります。
- 更新内容を確認します。
- 更新に伴い、キューができる場合がありますので、必要に応じて登録/削除します。
キューの登録/削除の操作は、案件作成後でも問題ありません。 - 「国内優先」テーブル、「パリ優先」テーブル、「原出願」テーブルいずれかの「更新」ボタンをクリックし、完了です。
- 「ファミリ」タブで併合後のファミリを確認します。
旧バージョンはこちら
既存のファミリー同士を併合する
- 併合を行うファミリーAとファミリーBの両案件とも「ファミリー」タブを開く
- ファミリーAとファミリーBの両案件ともツリー構造下の「ファミリー編集」ボタンをクリック
- ファミリーAとファミリーBの両案件とも別ウインドウで「ファミリー関連テーブルチェック結果」が表示される場合は、「×」をクリックして閉じる
- ファミリーAのファミリー案件一覧の少し上「ファミリー編集開始」ボタンをクリック
- ファミリーBの「ファミリーツリー編集」の文字のすぐ下に「ファミリーID」が表示されているので、数字をコピーする
- ファミリーAのツリー構造の下の「ファミリー併合」の入力欄に、手順5.でコピーした番号をペーストし、「併合」ボタンをクリック
- 「ファミリー案件一覧」にファミリーBの情報が追加されたことを確認する
- 「ファミリー関係テーブルチェック結果」のウインドウが表示された場合は、内容を確認し、「更新キュー作成」ボタンをクリック
- トップページもしくは「メニューバー>事務処理>更新キュー管理」からキューを実行する
- チェック結果のウインドウを「×」で閉じると、新しいファミリーツリーが表示されるので、「ファミリー案件一覧」や「ツリー構造」で関係が正しいこと確認する
併合したファミリーに親子関係の設定を行う
優先権関係がある場合には、再度「ファミリー編集」をクリックして、「親案件追加」を行うことで正しくツリーを設定します。
- 「ファミリー編集開始」ボタンをクリック
- 子案件となる方の「親案件追加」欄で「親案件選択」と「親案件種別」をプルダウンから選択し「追加」をクリック
- 登録が完了し、別ウインドウで「ファミリー関連テーブルチェック結果」が表示される
- 優先日等が変わる場合は「更新キュー作成」ボタンが表示されるので、内容を確認して、「更新キュー作成」ボタンをクリック
- トップページもしくは「メニューバー>事務処理>更新キュー管理」からキューを実行する
- チェック結果のウインドウを「×」で閉じると、新しいファミリーツリーが表示されるので、「ファミリー案件一覧」や「ツリー構造」で関係が正しいこと確認する