ファミリー離脱の考え方

既存のファミリーから、案件を離脱させる方法です。
基礎案件の解除とファミリー離脱の2段階の操作を行います。

基礎案件の解除とファミリー離脱

パリ優先の場合は「パリ優先」テーブル、分割出願や変更出願などの場合は「原出願」テーブルから基礎案件を解除します。
具体例として、国内優先案件から基礎案件を解除する操作をご案内します。

  1. 国内優先案件の「データ>出願」タブを開きます。
  2. 「国内優先」テーブルの「編集」ボタンをクリックします。
  3. 解除する案件を「×」ボタンをクリックし削除します。
  4. 「国内優先」テーブルから案件が削除され優先権が解除されました。(案件自体は削除されていません)
  5. 「国内優先」テーブルの情報を元に、「出願手続」テーブル「優先日」や「複合起算項目」テーブルの情報が更新されます。
  6. 更新に伴い、キューができる場合がありますので、必要に応じて登録/削除します。
    キューの登録/削除の操作は、案件作成後でも問題ありません。
  7. 「ファミリ」タブを開きます。
  8. ファミリ一覧とファミリーツリーに解除した案件が残っていることが確認できます。
  9. ファミリー一覧の右にある「ファミリー離脱」ボタンをクリックしファミリーを離脱します。
  10. 「ファミリー離脱」ボタンが表示されない場合は、
    ツリー構造欄の「ツリー編集」ボタンをクリック→ダイアログ画面からさらに「ツリー編集」ボタンをクリック →不要な線を削除→ファミリータブに戻りファミリー一覧の最右列「ファミリー離脱」ボタンをクリックします。
  11. 基礎案件の解除とファミリー離脱の操作は以上です。

旧バージョンはこちら

既存のファミリーの中で、特定の案件を離脱させる方法です。
優先権などのツリー構造の解除だけの方法と、ファミリー自体から離脱させる方法があります。
ファミリー自体から離脱させる場合は、まず優先権などのツリー構造の解除を完了させた後続けて行ってください。

優先権などのツリー構造を解除する

  1. ツリー構造の解除を行う案件の「ファミリー」タブを開く
  2. ファミリーツリーの下に表示される「ファミリー編集」ボタンをクリック
  3. 別ウインドウで「ファミリー関連テーブルチェック結果」が表示される場合は、これを「×」をクリックして閉じる
  4. 「ファミリー編集開始」ボタンをクリック
  5. 解除したいツリー構造を持つ案件の「親案件●●●●●とのツリー解除」ボタンをクリック
  6. ツリー構造が解除されると、「ファミリー関連テーブルチェック結果」が別ウインドウで開く
  7. 優先日等が変わる場合は「更新キュー作成」ボタンが表示されるので、内容を確認して、「更新キュー作成」ボタンをクリック
  8. トップページもしくは「メニューバー>事務処理>更新キュー管理」からキューを実行する
  9. チェック結果のウインドウを「×」で閉じると、新しいファミリーツリーが表示されるので、「ファミリー案件一覧」や「ツリー構造」で関係が正しいこと確認する

ファミリーから案件を離脱させる

  1. ファミリーから離脱させる案件の「ファミリー」タブを開く
  2. ファミリーツリーの下に表示される「ファミリー編集」ボタンをクリック
  3. 別ウインドウで「ファミリー関連テーブルチェック結果」が表示される場合は、これを「×」をクリックして閉じる
  4. 「ファミリー編集開始」ボタンをクリックし、ボタンや入力欄をアクティブ(操作可能)状態にする
  5. ファミリーから離脱させる案件の「ファミリー離脱」ボタンをクリック
    優先権関係にある場合、まずは「ツリー構造の解除」の手順を終えてから離脱を行います。
  6.  新しいファミリーツリーが表示されるので、「ファミリー案件一覧」や「ツリー構造」で関係が正しいこと確認する