案件追加の考え方
root ipクラウドは出願ごとに案件を作成し、親子関係を持たせることで、優先日などの情報を管理します。
親子関係は、「国内優先」テーブル、「パリ優先」テーブル、「原出願」テーブルで管理します。
基礎案件を追加をする場合は、「国内優先」テーブル、「パリ優先」テーブル、「原出願」テーブルに案件を追加する操作を行います。
基礎案件から優先権案件等の案件を作成する場合は、通常通り「案件＞案件作成」から行います。
詳細は「基礎案件のある出願を作成する （国内優先・パリ優・分割・変更）」をご参照ください。
案件追加手順（国内優先案件に基礎案件を登録する操作）
パリ優先の場合は「パリ優先」テーブル、分割出願や変更出願などの場合は「原出願」テーブルに基礎案件を登録します。
具体例として、国内優先案件に基礎案件を登録する操作をご案内します。
- 基礎案件、国内優先権案件がそれぞれ作成されている前提です。
- 国内優先権案件を開きます。
- 国内優先権案件の「データ＞出願」タブを開きます。
- 「国内優先」テーブルの「編集」ボタンをクリックします。
- 「国内優先」テーブルの「親案件ID」欄に基礎案件の社内整理番号または出願番号を入力し、プルダウンから選択します。（複数可）
追加する案件がファミリーの場合
追加する案件にファミリー案件がある場合、以下のようにそれぞれのファミリーを確認するようダイアログが表示されます。
併合するファミリーを確認して、問題なければダイアログを閉じます。
- 基礎案件の情報を引き継ぎ、「出願手続」テーブル「優先日」が更新されます。
- 起算項目「優先日」の更新に伴い、キューができる場合がありますので、必要に応じて登録/削除します。
キューの登録/削除の操作は、案件作成後でも問題ありません。 - 案件作成画面の最下の「登録」ボタンをクリックします。
- 国内優先案件に基礎案件が設定されました。
- 「ファミリー」タブからファミリーになっていることを確認して操作は完了です。
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ファミリー追加の考え方
既存のファミリーにファミリーを持たない単独案件を追加する場合の手順をご案内します。
優先権関係がある場合は、案件追加の後に親子関係の設定を行います。
追加を行う案件がファミリーを持っている場合は、「既存のファミリー同士を併合する」の手順で編集を行います。
作成済みの単独案件を追加する
- 既存のファミリー案件のうちいずれかの案件の「ファミリー」タブをクリック
- ファミリーツリーの下に表示される「ファミリー編集」ボタンをクリック
- 別ウインドウで「ファミリー関連テーブルチェック結果」が表示される場合は、「×」をクリックして閉じる
- 「ファミリー編集開始」ボタンをクリック
- ファミリー案件追加の「社内整理番号」欄に「追加したい案件の社内整理番号」を入力し「追加」をクリック
- 「ファミリー案件一覧」にその案件の情報が追加される
追加した単独案件に親子関係の設定を行う
- 「ファミリー編集開始」ボタンをクリック
- 子案件となる方の「親案件追加」欄で「親案件選択」と「親案件種別」をプルダウンから選択し「追加」をクリック
- 登録が完了し、別ウインドウで「ファミリー関連テーブルチェック結果」が表示される
- 優先日等が変わる場合は「更新キュー作成」ボタンが表示されるので、内容を確認して、「更新キュー作成」ボタンをクリック
- トップページもしくは「メニューバー＞事務処理＞更新キュー管理」からキューを実行する
- チェック結果のウインドウを「×」で閉じると、新しいファミリーツリーが表示されるので、「ファミリー案件一覧」や「ツリー構造」で関係が正しいこと確認する