出願人関連マスタ(事業所・知財担当・発明者)とは
事業所
出願人の本社や支社などの事業所のマスタです。
事業所マスタで使用できる「改行住所」は改行表記した住所を改行したままの情報がレターに差し込めますので、レターの宛先などに使用できます。
「出願人マスタ」は特許庁宛の書類用、「事業所」マスタはレターや請求書の宛先に使用するなどの使い分けが可能です。
知財担当
「知財担当」マスタは出願人の担当者(共願人の知財担当者)の情報を登録します。
自社の知財担当者は担当者マスタで管理するため登録不要です。
「退職済F」にチェックをすると、知財担当の名前の前に(退職済)と表示されるので、退職済みかどうかの識別が容易になります。
発明者
「発明者」マスタは発明者の情報を登録します。コードに社員番号を登録するのも一案です。
「退職済F」にチェックをすると、発明者の名前の前に(退職済)と表示されるので、退職済みかどうかの識別が容易になります。
発明者が所属する部署は、「部署マスタと担当者/発明者の関連付けを行う」で管理します。
出願人関連マスタ(事業所・知財担当・発明者)を登録する
「出願人」マスタには関連マスタとして「事業所」マスタ「知財担当」マスタ「発明者」マスタがあります。
まず「出願人マスタ」を作成し、その後に各関連マスタを作成していきます。
- 「メニューバー>設定>マスタ一覧」をクリックします。
- マスタ一覧が表示されます。
- 「出願人」マスタをクリックします。
- 「出願人」マスタ一覧がダイアログ表示されます。
- 設定する出願人のID欄のフォルダマークをクリックします。
- 設定画面がダイアログ表示されます。
- 設定画面上部の事業所/知財担当/発明者の「追加」ボタンをクリックします。
- 設定画面がダイアログ表示されます。
- 各項目を入力し、「登録」ボタンをクリックし、設定完了です。
各項目の説明はヘルプをご参照ください。
発明者マスタに紐づく出願人を変更する場合
発明者マスタは出願人マスタと紐づいています。
発明者マスタを編集状態にし、出願人をプルダウンから選択しなおします。
庁連携案件作成時の注意
発明者マスタの「コード」の先頭文字が出願人マスタの「コード」となっているため、
発明者マスタの「コード」の先頭文字を、変更した出願人マスタの「コード」と一致させるよう修正する
(例、A社の所属からB社の所属に変更する場合
A社の出願人コード:0001 A社所属 知財太郎の発明者マスタコード:000100123
B社の出願人コード:0002 B社所属 知財太郎の発明者マスタコード:000200123 )
※庁連携案件作成時に発明者マスタコードが重複しないための操作です。
発明者マスタコードは任意で設定可能ですので、必ずしも出願人マスタのコードを発明者マスタの先頭に設定する必要はありません。